こんにちは!
柳井です。
今回は4つの物販カテゴリーについて、特徴を解説していきます。
これから個人物販を始めようと考えている方は、それぞれのカテゴリーについて理解を深めてからスタートさせましょう。
目次
4つの物販カテゴリーについて、特徴を理解しよう!
物販カテゴリーは、大きく4つに分かれます。
- 新品のメーカー・ブランド品を転売
- 中古のメーカー・ブランド品を転売
- 格安輸入品を転売
- オリジナル商品を開発して販売
それぞれのカテゴリーに特徴があるので、掘り下げて解説していきます。
1. 新品のメーカー・ブランド品を転売
一般的な小売業というと、ほとんどがこのカテゴリーに属しますね。
たとえば名の知れた電化製品・ゲームソフト、ブランド物のアパレルなんかを販売するスタイルです。
メリット
誰でも知っているような知名度の高い商品は、すでにブランドとしての価値があるため非常に売りやすく、そこまで販売方法を工夫しなくても売れるというメリットがあります。
デメリット
反面、安く仕入れる独自のルートが必要になり、かつ相場感があるため販売値を定価以上高くすることができません。
プレミア商品や、品薄の人気商品であれば定価の3~5倍とかの価格で売ることは可能ですが、この場合は限られた数量しか仕入れることができず稼ぎが安定しません。
ひとこと
私も一時期、メーカー品やブランド品を商材として扱ったことがあります。
確かに売りやすいんですが、利益率がよくて15%、悪い時だと赤字になる時もあり、全然稼げなかったので3ヶ月で手を引きました。
格安で仕入れられる独自のルートを持っている方は別として、初心者はこのカテゴリーに手を出さない方が無難です。
2. 中古のメーカー・ブランド品を転売
私が大学時代に取り組んでいたのがこのカテゴリーで、ブランド物のアパレルをヤフオクやモバオクで3~5倍の価格(時には10倍とか)で販売して稼いでいました。
地元の古着屋で5,000円で仕入れた中古着を、ヤフオクで50,000とかで売ったりしていて、学生ながら月収20~30万は稼いでいた時期があります。
メリット
状態の良いブランドの中古品を仕入れることができれば、かなりの確率でがっつり稼げます。
販路としてはヤフオクやモバオク、メルカリといった場所が最適で、店舗構築の手間をかけずに販売に特化していけるのもメリットです。
デメリット
供給が安定しないため、次に売る商品を常に探し続ける必要があります。
利益は大きいけど仕組みにはならない、良くも悪くも中古品販売ならではの特徴です。
ひとこと
私自身の経験として、学生時代に2年位続けて途中で中古品販売からは撤退しました。
一度の販売でがっちり稼げるので、魅力的ではあったんですけどね…
ひたすら商品を探し続けるのに疲れちゃったというか、途中でしんどくなっちゃいました。
といっても稼ぎやすいカテゴリーなので、物販初心者の方にはオススメです。
3. 格安輸入品を転売
私は、本業の物販(オリジナル商品)と並行で、半年くらい輸入品転売を試しました。
中国の卸サイトで買い付けた商品を、国内で高く販売するというスタイルが一般的です。
メリット
輸入転売の特徴として、とにかく安く・安定した量を仕入れることができます。
たとえば国内で1,500円とかで売られているノーブランドのiPhoneケースは、ほとんどが中国から仕入れた商品で、100円とかで仕入れられる物ばかりです。
仕入値が安いのでリスクが低く、かつ国内で高く売れるため、無理なく物販を展開していくことができます。
デメリット
デメリットとして、輸入商品は時々すごい粗悪品が届くことがあります。
またブランド力というものが皆無なため、自分で売り方を工夫して訴求力をあげていく必要があります。
ひとこと
私は、このカテゴリーはあくまでも経験値を積む場所だと思ってます。
というのも、リスクが低くかつ稼ぎやす事から毎年実践者が増えているため、今後さらに競争が激化していく可能性があるからです。
やはり長期にわたり稼ぎ続けるなら、どこかでオリジナル商品に参入していくことが欠かせません。
4. オリジナル商品を開発して販売
私が現在取り組んでいるのはこのカテゴリーで、現在までに5年ほど実践してきました。
製造業者に依頼してOEMでオリジナル商品を開発してもらい、それをネット販売したり、実店舗に卸販売したりしています。
オリジナル商品販売のメリット
オリジナル商品販売にのメリットは数え切れないほどあるんですが、大きくは以下3つです。
- 自分で販売値を決められる
- 仕入れの供給が安定する
- 真似されにくい(競合が生まれにくい)
たとえば、ニッチなオリジナル商品を開発すると、相場感のない物であれば原価の3~5倍の価格で販売したりできます。
原価300円で開発した商品を販売値1,000円で売れば、単純計算で利益は700円。
これを製造業者から仕入れながら月平均70個くらい売れば、あっという間に月収50,000円。
さらにバリエーションを広げていけば70個販売が150個販売へと広がり、月収も倍々ゲームで増えていきます。
また、単純仕入ができないために真似されにくく、長期にわたり安定した販売数と利益を保つことができるのもオリジナル商品の醍醐味です。
デメリット
オリジナル商品のデメリットととして、
- 商品を開発に労力がかかる
- 売れなければすべてが負債になる
というリスクがあります。
最初の商品開発は本当に大変です。
開発が終わっても、そもそも売れるのかどうかわからない商品を世に出すため不安も付きまといます。
ただ、この最初の関門をクリアしてしまえば、あとは一気に飛躍していくので、何とか乗り越えていきたいところです。
ひとこと
オリジナル商品の特徴を一言でいうなら
“仕組みを作るまでは大変だけど、仕組みができてしまえば楽に安定的に稼げる”
といった感じです。
私自身、一つの商品開発に3ヶ月とかかけることがありますが、そのくらい入念に選定して作った商品であれば売れないということはほとんどありません。
現に9割以上の商品が今も売れている商品で、売れないといっても、よほどでない限りは原価位の金額は回収できるものです。
転売で経験値を積んだら、ぜひオリジナル商品の開発販売にも挑戦してみてくださいね!
最後に
以上、物販の4つカテゴリーについてでした。
これから物販を始める方は、
「自分が始められそうなカテゴリーはどれなのか?」
まずは、じっくり検討してみてくださいね!!
ご拝読ありがとうございました。
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柳井 謙一