こんにちは!
柳井です。
近年、ロボットと人口知能がすさまじい勢いで進化をしていて、単純にデザインができるだけでは今後生き残れなくなる可能性が大です。
デザイナーは一歩進んだマーケティングとディレクションのスキルを身に着け、仕事の質を上げていきましょう。
今回はデザイナー向けに、マーケティングとディレクションスキル習得のススメを解説していきます。
作業レベルの仕事は自動化される
最近、デザインのテンプレートやツールが次々と開発され、素人でも奇麗なデザインが実現できるようになってきました。
たとえばウェブデザインの場合、WordPress開発に伴い美しいウェブデザインのテンプレートが次々に登場しているため、テンプレートを導入すれば素人でも美しいウェブサイトが作れます。
今後も技術は進化し続けていくため、作業レベルでのデザイン業務はますます少なくなっていく可能性があます。
作業ではなく思考レベルのスキルを磨こう
ここでいう思考レベルのスキルとは、“マーケティングとディレクションスキル”を指します。
一言で表すと“根拠に基づいた戦略を描き、理論でデザインを組み立てるスキル”のことで、平たくいうと“デザインをきちんと結果につなげるスキル”のことです。
別の記事でも解説しておりますが、作業レベルでの自動化はできたとしても思考レベルでの自動化はまだまだ先の話。
デザイナーとして生き残りをかけるのであれば、こういった思考レベルのスキルを習得して磨いておく必要があります。
マーケティングとディレクションスキルについて詳しくは、下記の記事を参考にしてみてください。
≫デザイン思考をマーケティングの戦略として活かす方法【6つの戦略】
≫ディレクションとは?【デザインで成果を出すために、欠かせないスキル】
そもそもクライアントは何を求めているのか?
そもそも、デザインを発注するクライアントは、なにも美しいデザインを求めているわけではなく、目的(売上アップ・集客)を達成するためにデザインを依頼してくるのです。
デザインをしていると、ついつい見た目ばかりに走ってしまい、こういった当たり前のことを忘れがちですが、非常に重要なことなので覚えておきましょう。
結果の出せるようになると
いままで自分のセンスだけでやみくもにデザインをしていた方は、マーケティング思考とディレクションスキルを身に着けることで結果の出せるデザインができるようになります。
結果につながるデザインができるようになると、他のデザイナーと一線を引くことができるようになり、仕事に困らないばかりか、報酬面でも大幅なアップが期待できます。
というのもクライアントの中には
「後の稼ぎにつながるデザインなら、高額だとしても支払う」
という考えを持っている方は結構沢山いるからです。
そういったクライアントに、自分のデザインが結果につながることをしっかりと説明すれば、たとえ高い報酬だとしても仕事が取れるようになります。
もちろん口だけでなく、しっかりと結果につなげる必要性があることはいうまでもありませんが。
今までセンスばかり重視していたデザイナーの方は、下記の記事も参考にしてみてください。
最後に
以上、今回はデザイナー向けにマーケティングとディレクションスキルの習得のススメを解説してきました。
ぜひ身に着けていただき、活動の幅を広げていきましょう!
ご拝読ありがとうございました。
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柳井 謙一