こんにちは!
柳井です。
知り合いにハンドメイド作家がいるのですが、自分で一つ一つ商品を作りminneやCreemaといったところで販売をしているようです。
話を聞いていると「もっとこうしたほうが稼げるのに」という点がいくつかあったので、持論を交えて解説していきます。
趣味レベルで制作されている場合は特に気にしなくてもよいことですが、営利で制作されている方は参考にしてみてください。
クオリティが高いのに販売値が安すぎる
ハンドメイド作家の方々が作る作品は本当にクオリティが高くて驚かされます。
細かい部分までしっかり作りこみされており、商品としての価値を感じさせるものばかりです。
それなのに、販売となると非常に価格が安い…
もちろん作家によっては高く販売されている方もいるのですが、知人のハンドメイド作家は自分の時給にも見合わない価格で販売しております。
この理由としては販売場所がminneやCreemaに限られており、この2か所は全体的に相場が安すぎるからです。
もっと値段を高くして稼ぐには、AmazonやYahooに出品することがオススメです。
私が販売してきた商品は、minne、Creemaよりも高い値段にもかかわらず、Amazonの方が全然売れました。

私もAmazon、minne、Creemaと一気に出品したことがあるのですが、出品した商品が製品感が強かったこともありminneとCreemaではあまり売れず、逆にAmazonでは高くても売れました。
全て自分で作ろうとする
作品を一から全て自分で作るため注文が沢山あっても対応しきれないということがあるようです。
知人のハンドメイド作家は、Creemaの特集に掲載されたことがあるのですが、注文が大量に入ってきても作るのが追い付かず対応しきれなかったことがあるようです。
個人的には需要があるのに売るものがないというのは非常にもったいないと感じるのですが、作品への想いがあり、一つ一つこだわりを込めて自分で作るため、大量生産とはいかないようです。
この気持ちは大切だと思いますし、だからこそ質の高い作品が生まれると思います。
ただお任せできる部分はお任せすれば、新しいデザインを考えたり仕上げの作業に没頭したりと、制作で一番大切な作業により多くの時間を使えるようになります。
手作りといっても簡単な下準備・仕上げなど、比較的誰でもできる要な作業はあるのでないでしょうか。

知人のハンドメイド作家は手縫い商品を販売しているのですが、下縫いや生地のカットなど、お任せできる部分は沢山ありそうでした。
ある程度まとまった数があるのであれば包装作業なんかもお願いできます。
1個あたりの包装作業を1円~5円でお願いしたり、加工や縫製が必要な作業は50円~100円でお願いしたりすれば、そんなにお金をかけずにお任せすることができます。
「作業をお任せできる人が身近にいない…」と思うわれるかもしれませんが、仲の良い主婦や退職した年配の方に声をかけてみましょう。
日中暇にしている方だと、喜んで受けてもらえたりします。

せっかくの大量発注時に売り逃しがないように、普段からお任せできる人を見つけておきましょう!
商品に同梱物がない
作家さんの中には、商品を届ける際に作品しか送らない人がいますが、これはもったいなすぎます。
届いた箱の中に作品しかなければ、せっかく作品に込めた想いが伝わりません。
作品への想いを一枚のレターに起こして同封するだけでも、読んだお客さんは作品に対してより深く愛着を感じてくれます。
レターを読んで感動し、共感したお客さんはファンになってくれる可能性が高いので、リピート購入に繋がります。

同封するレターやチラシは開封率100%であり、自分の作品や活動をPRするうえでまたとない機会です。
せっかくの機会を最大限に生かすため、作品への想いを込めたレター以外にも作品の一覧、展示会やイベントのお誘い等、なるべくすべて同封してお届けするようにしましょう。
パッケージデザインがしょぼい
作品のクオリティが高いのにパッケージデザインがしょぼいというのも、ハンドメイド作家さんによく見られることです。
これではせっかくの作品も魅力も半減してしまいます。
デザインスキルを習得すればパッケージのデザイン性を高めることが出来るようになり、作品の魅力をグッと引き立たせることが出来ます。

おそらくExcelやWordでパッケージをデザインされているハンドメイド作家さんが多いのではないかと思います。
作品をよくするためにも、ぜひデザインソフトに挑戦してみてくださいね!
詳しくはハンドメイド作家の活動を飛躍させるデザインスキルを参考にしてみてください。
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柳井 謙一