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人に好かれると、よいこと沢山

人に好かれると、こちらからわざわざお願いをしなくても、相手がこちらの得になる対応をしてくれる機会が増えます。
これはビジネスでもプライベートでも言えることで、
たとえば私の場合、会社勤めの時代はいつも特別待遇(副業OK、特別報酬)を受けてました。
友人の中には「柳井が困ったら貯金を切り崩して全額貸すから」と言ってくれる人がいます。
物販ビジネスで独立した後も、関係のある取引先が良くしてくれたからこそ短期間で年商2,000万を稼げたといって過言ではありません。
いくつになっても人間は感情的な生き物

結局、いくつになろうが人間は理論でなく感情的な部分で判断することが多い生き物。
つまり『好き』という感情あればそれがフィルターになり、こちらの要望を通しやすくなる(または要望に勝手に対応してくれる)ということです。
人に好かれる人ってどんな人?

色んな特性が上げられますが、とくに以下7つの特製を持った人が好かれると思ってます。
- 常に相手を気づかえる人
- 厳しくも優しい人
- 人の話、意見をきちんと聞ける人
- いつも前向きで明るい人
- 責任感があり自発的に行動できる人
- 自信がみなぎり、頼りがいのある人
- ユーモアのある人
もっと沢山あると思いますが総じていえることは、
『好かれる人は前向きで、周囲への気配りを絶やさない』
ということがあげられます。

たとえば私が以前勤めていた会社の次長は、ちょっとオラオラな性格で厳しい人だったんですが根っこには優しさがある人でした。
部下が失敗すれば自分が真っ先に頭を下げ、部下が成果を出せば全力で褒めてくれますし、
口が悪いといっても芸人のようなユーモアさがあるので、言われた本人も全然嫌な気がしないというか、むしろ笑わせてもらえることが多かったのを覚えてます。
そんな性格の次長は下の人から本当に尊敬され好かれていて、逆にひがみ根性のある上司からはうとまれてました。
逆にひがみ根性を持った上司は、媚びを売る人間こそ周りに集まっていましたが、決して尊敬されることも好かれることもありませんでした。
むしろいない所では悪口を言われている始末…
逆に嫌われる人ってどんな人?

皆さんの周りにも「この人ちょっと嫌だな…」という人がいるのではないでしょうか?
よくよく観察すると以下の特徴のいずれかに当てはまると思います。
- 自分のことばかりで相手への配慮にかける人
- 自分の意見は絶対で相手の意見を聞かない
- 気分屋で、すぐにイライラする人
- 不平不満・愚痴ばかりいう人
- 自慢ばかりする
- 学歴や地位をプライドにえばる
- 文句はいうけど自分では何もしない
- 他力本願ですぐに人を利用しようとする
- ネガティブで後ろ向きなことしか言わない
あげだしたらきりがないのでこの辺にしておきますが、嫌われる人に総じていえることは
『自分のことしか考えず、他人の足を引っ張る』
ということです。
人に好かれるとは心理学に通ずること

自分が一番カワイイのはわかるんですが、それを露骨に出しすぎると周囲から嫌がられます。
人に好かれたければ、もっと他人に興味をもち思いやる気持ちをもつことが大切です。
これは心理学にも通ずるところで、
「この人はいま何を望んでいるのかな?」
「なぜそいう行動をするのかな?」
と相手の深層心理を考えるようにするということです。
嫌われる人はこの他人の心理を読み取るのがとても苦手で、逆に好かれる人は習慣になっているので自然と人が集まります。

「ネットビジネス成功者は心理学の達人?」
これは私個人の考えですが、ネットビジネスでトップマーケッターと呼ばれる成功者たちは、他人の深層心理を読み取る達人でもあると考えてます。
ネットでモノを売るということは、モニター越しにいる相手の心理を深く知らなければできることではありません。
SEO対策も検索ニーズと検索意図を読み取ることが大切だと言われております。
つまりネットビジネスを極めようとするならば、相手の深層心理を掴む力を身につけていく必要があるということです。
以上、前置きを挟みましたが、次項から“人に好かれる絶対原則”と、より具体的な“人たらし術”について解説していきます。
人に好かれる原理原則

人に好かれるための法則として、昔から変わらない原理原則があります。
①『自分がやられて嫌なことを他人にやらない』
②『自分がやられて嬉しいことを相手にする』
③『百人十色、自分と他人では好きなものも考え方も違うということを理解する』
とくに①なんかは大人になってもできない人たちが多いので、これができるというだけでも人に好かれるようになります。
ビジネスにもプライベートにも使える16の“人たらし術”

“人たらし術”については人それぞれ合う・合わないがあると思います。
ムリにすべてを身に着けようとするのではなく、自分に合ったモノを選んで身に着けていただければ幸いです。
1. イライラしない、怒らない
あなたは気分屋ではありませんか??
機嫌がいい時は優しいけど、すぐにイライラして相手にあたってしまう、これでは人から好かれることはありません。
感情が穏やかな人は一緒にいて心地よく、気軽に接することができます。
ついついイライラしそうになったら、外の空気を吸うなどして気分を落ち着けるようにしましょう。
2. 普段は優しいけど、必要な時はしっかり叱る
優しいだけの人間が尊敬されるということはめったにありません。
筋を通した厳しさは、むしろ相手への愛情。
優しさの中にも「駄目なことはダメ!」とはっきり言える厳しさがあるからこそ尊敬されます。

「叱る前に、自分はどうでしょうか?」
とはいえ自分ができていないのに相手に厳しくするのは逆効果。
叱る時は一度「自分はできているのか?」を考え、筋を通して叱るようにしましょう。
3. 要望を一方的に押し付けない
クレーマーと呼ばれる人たちは、相手のことを考えず一方的に自分たちの要望を突き通そうとします。
一見「自分には否がない」と思うことでも、100%相手が悪いということはほとんどありません。
「やむをえない事情があったのかもしれない」、「自分にも不足の部分があったのでは」と考える癖をつけ、相手への配慮をもつようにしましょう。
4. 笑顔を絶やさない
笑顔はお金をかけずに贈ることができる最高のプレゼント。
笑っている人の側にいるだけでなんだか楽しい気分になりますよね!
といってもムリやり笑顔を作るのではなく、笑える時に積極的に笑うようにすればよいと思います。
うわべだけの笑顔はうさん臭いし、すぐにばれちゃうので…

「マックのスマイルサービス」
大分前にマックで『スマイル0円』というサービスがありましたが、個人的にはお気に入りでした。
※いまもあるのかな?
2回くらい注文したことがあるのですが、とってもよい笑顔をいただき嬉しかったのを覚えてます。
5. 他人の考え・意思を尊重する
たとえば、いつまでも部下のやることに口を出していたのでは相手は「信用されてないな」と感じてしまい、やる気を損ないかねません。
相手を信用することは、自分への信用を得ることにもつながります。
「この人のためだったら!」と部下に思ってもらうために、相手の考え・意思を尊重して仕事を一任してみるのも時には必要だと思います。
6. 細かいことに目くじらを立てない
これは夫婦間だと奥さんに多いと思うのですが、いちいち細かいことにまで目くじらを立ててしまうケースです。
細かいことで注意したり怒ったりするような相手に、率先して近づきたいと思うでしょうか?
些細なことであれば、たとえ気になったとしてもぐっとこらえ、逆に「どうやったら自然と改善してもらえるようになるかな」ということを考えましょう。
たとえば子供がなかなか片づけをしてくれないときは、片づけをゲームに見立ててクリアしたら全力で褒めてみるといった感じです。
7. 目力を意識する
目力の強い人ほど言葉に説得力がありませんか?
普段より少し大きく目を開いて話すようにすることで、言葉に圧倒的な信頼感が生まれます。
たとえば好き嫌いは抜きで、サッカー選手の本田選手や占い師の細木和子さんとか目力強くて言葉に説得力がありますよね。

これは私の上司が教えてくれた術で、私も普段から“目”を意識して話すように心がけています。
8. 失敗を許す
失敗は挑戦の証、むしろ褒めるべきことです。
失敗を責めないことで、あなたというバックボーンに絶対の信頼が生まれます。
そして相手は失敗を恐れずどんどん新しいことにチャレンジすることができるようになります。
もし「子供や部下が一生懸命頑張ってやったけど失敗した」という時はどんどん許しちゃいましょう。
仕事なので部下が思うような結果を出せなかった場合は、その結果をどう改善して次につなげるか一緒になって考えてあげるようにしましょう。

「とはいえなかなか部下が伸びずに仕事を任せられない…」
そんな時は私のお気に入りの『スリーストライク制』がオススメです。
「あいつで大丈夫かな?」と思っても2回までは仕事を任せてみて、もし3回失敗したら外すというものです。
9. ほどよいフランクさ
プライベートでもビジネスでも丁寧な関係が続きすぎると、なかなか人間関係を深めることができません。
そこで、最初こそ丁寧に接しながら、タイミングを見計らい徐々にフランクな対応に変えていく、こうすることでムリなく人間関係を深めていくことができます。

「丁寧語では壁が埋まらない」
聞いたことがある方もいると思いますが、丁寧語でなかなか埋まらなかった壁がタメ語にしたとたん埋まったなんて話もあります。
といっても、いきなりタメ語を使うのはとても失礼なので、相手との距離感をはかりながら徐々に取り入れていきましょう。
10. 相手を気づかう
ささいなことでも相手への気づかいを絶やさないようにすれば、あなたに好意を抱く人はどんどん増えていくでしょう。
他人から気づかわれて嫌な気持ちになることはめったにありません。
たとえば同僚の髪形が変わっていたら「あれ?髪切った?」と少し興味を示したり、重そうな荷物を持っていたら「手伝おうか?」と言った感じで、声をかける癖を付けてみてください。

「さりげない気づかいが大切」
やりすぎの気づかい、下心が見える気づかい、押し付けの気づかいは逆効果になってしまうことがあります。
ユーモアを交えながら、さりげない気づかいを意識するようにしてみてください。
11. きちんと「ありがとう」をいう
先ほどの笑顔と一緒で「ありがとう」は相手に無料で与えることができる最高のご褒美。
言われて嫌な人はいませんので、些細なことでも「ありがとう」をどんどん使うようにしましょう。
12. きちんと「すみません」をいう
気をつかう言葉としても、「すみません」の一言があるとないとでは気持ちの伝わり方は全然違うものです。
「すみません」は言い過ぎはよくないと言われることもありますが、個人的には言わないよりは言い過ぎくらいの方がいいと思ってます。
一点だけ注意するとしたら、あまりヘコヘコした感じにならないようにすることです。
13. 言い訳せずに、自分の非をスパッと認める
TVの前で言い訳を並べる政治家ほどカッコ悪い大人はいませんよね…
ついつい言い訳をしそうになった時は、スパッと非を認めて謝る。
これができるとかえって尊敬されます。
素直に非を認めれば「いやいや、別にそこまでのことじゃないんだけどね…」とすぐに許しも得られるものです。
14. 相手が望むことを掴み先回りして応える
先ほどの気づかいと似ていますが、
他人がして欲しいと思おうことを先回りして応えることができれば重宝される人間になります。
たとえば上司の意向を先回りして資料を用意しておく、さらに+αの提案資料も作っておく。
これができれば職場で高い評価を得ることができるでしょう。
15. ユーモアを取り入れる
ユーモアの効果は絶大です。
ユーモアのある人は好かれやすいだけでなく、言葉づかいにもちょっとした笑いや気づかいを込めることができるので要望を通すのが上手です。
たとえば先ほど紹介した私が尊敬している上司を例に、私がやり残していた仕事があったとすると。
「おい!柳井、これやっとけっつただろ!今日までやらなかったら俺にジュースね!」
といった感じで叱られます。
これが「おい!柳井、これやっとけっつただろ!」だけだと刺々しい感じになってしまうのですが、「今日までやらなかったら俺にジュースね!」というフレーズが加わることで、ちょっとした笑いを誘いながら気づかう気持ちが伝わってきます。
結果として私は「ジュース奢りたくないから頑張るか!」という気持ちになり、その日のうちに仕事を終わらせようと頑張ります(笑)
16. 広く浅くでなく、狭く深く
いくら顔が広かったとしても上辺だけの付き合いでは寂しいですよね。
腹を割って話せる相手がいると、時に自分の短所を指摘してくれたり、嬉しいことがあれば一緒に喜んでくれたりと、人間性を高めながら人生を豊かにすることができます。
また深い人間関係は強固な信頼関係を産み出し、この信頼関係はちょっとやそっとじゃ崩れません。
ちなみにビジネスにおいてはこの信頼関係が強力な武器なるのですが、詳しくは別の記事を参考にしてみてください。
結局は“人”に勝る貴重な財産はないということで、これは深い関係でしか得られません。
16の術の中で、とくに私がオススメしたい1つです。
何事も鍛錬

最初は意識的でもよいので“人たらし術”を鍛え実践するようにしてみてください。
“人たらし術”は感情的な強さが求められることもあるので最初こそ大変ですが、鍛えていけば自然とできるようになります。
最後に
“人たらし術”と手法っぽく書いてきましたが、結局は“徳”のある器の大きな人間になろうということです。
私自身、まだまだ器の小さい半人前なので、人格向上は一生の課題だと思って取り組んでおります。
いま人間関係に悩む人は、ぜひ一緒に人間性を高めていきませんか?
ご拝読ありがとうございました。
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ヤナケン
こんにちは!
柳井です。
今回は良好な人間関係を築くための“人に好かれる原理原則”と、より具体的な“人たらし術”について解説していきます。
「人間関係がうまくいかない…」
「本当に仲の良い友達がいない…」
もしそんな悩みがあるのであれば、今回の記事を解決の手掛かりにしていただければ幸いです。